プロ野球の守備記録やbatted ballなど中々個人では集計しにくい珍しいデータを取り扱うサイトです

batted ball表の見方

打球項目

GB=『ground ball』の略、ゴロを示します

FB=『fly ball』の略、フライを示します

LD=『line drive』の略、ライナーを示します

IFFB=『infield fly ball』の略、内野フライを示します

犠打=説明不要、送りバントのことを示します

HR=皆さまご存じ『home run』の略、本塁打を示します

基本的にHRはフライの一部として組み入れます

打球割合項目

GB%=ゴロ/全打球の計算式で、ゴロが占める割合を示します

FB%=全フライ(FB+IFFB+HR)/全打球の計算式で、フライが占める割合を示します

LD%=ライナー/全打球の計算式で、ライナーが占める割合を示します

IFFB%=内野フライ/(フライ+ホームラン)の計算式で、内野フライが占める割合を示します

※ 犠打は対象外です

横浜DeNAベイスターズ Batted Ball
選手名 背番号 GB FB LD IFFB 犠打 HR GB% FB% LD% IFFB%
東野 峻 00 4 6 1 3 2 0 28.6% 64.3% 7.1% 33.3%
山口 俊 11 165 80 43 32 10 13 49.5% 37.5% 12.9% 25.6%
小林 寛 12 21 14 3 5 0 0 48.8% 44.2% 7.0% 26.3%
石田 健太 14 67 86 23 27 6 6 32.1% 56.9% 11.0% 22.7%
井納 翔一 15 241 129 29 33 18 13 54.2% 39.3% 6.5% 18.9%
加賀 繁 16 10 11 1 3 1 2 37.0% 59.3% 3.7% 18.8%
三嶋 一輝 17 132 89 22 18 10 9 48.9% 43.0% 8.1% 15.5%
三浦 大輔 18 136 126 25 28 4 9 42.0% 50.3% 7.7% 17.2%
山﨑 康晃 19 73 39 13 7 3 2 54.5% 35.8% 9.7% 14.6%
須田 幸太 20 93 41 11 14 7 10 55.0% 38.5% 6.5% 21.5%
岡島 秀樹 21 7 5 2 3 2 1 38.9% 50.0% 11.1% 33.3%
高﨑 健太郎 22 59 36 15 2 7 1 52.2% 34.5% 13.3% 5.1%
林 昌範 24 24 35 8 3 2 1 33.8% 54.9% 11.3% 7.7%
久保 康友 27 212 100 45 24 6 16 53.4% 35.3% 11.3% 17.1%
福地 元春 28 25 9 5 6 1 0 55.6% 33.3% 11.1% 40.0%
平田 真吾 34 56 25 8 6 1 2 57.7% 34.0% 8.2% 18.2%
三上 朋也 35 22 19 11 9 2 0 36.1% 45.9% 18.0% 32.1%
大原 慎司 41 22 19 1 4 0 3 44.9% 53.1% 2.0% 15.4%
ビロウ 42 4 2 0 0 0 0 66.7% 33.3% 0.0% 0.0%
安部 建輝 43 10 6 2 6 1 1 40.0% 52.0% 8.0% 46.2%
田中 健二朗 46 49 30 8 4 3 1 53.3% 38.0% 8.7% 11.4%
髙橋 尚成 47 19 6 3 4 2 3 54.3% 37.1% 8.6% 30.8%
モスコーソ 49 74 63 16 18 6 8 41.3% 49.7% 8.9% 20.2%
エレラ 53 90 27 9 8 5 2 66.2% 27.2% 6.6% 21.6%
小杉 陽太 54 52 39 9 10 3 3 46.0% 46.0% 8.0% 19.2%
長田 秀一郎 56 54 44 8 19 4 1 42.9% 50.8% 6.3% 29.7%
萬谷 康平 62 9 7 1 1 2 0 50.0% 44.4% 5.6% 12.5%
国吉 佑樹 65 45 28 5 7 5 1 52.3% 41.9% 5.8% 19.4%
砂田 毅樹 68 108 83 23 21 8 5 45.0% 45.4% 9.6% 19.3%
チーム合計   1883 1204 350 325 121 113 48.6% 42.4% 9.0% 19.8%
全球団合計   11086 7054 2046 1966 729 583 48.8% 42.2% 9.0% 20.5%
選手名 背番号 GB FB LD IFFB 犠打 HR GB% FB% LD% IFFB%
                       

投手陣再建の兆し


 2015年DeNA投手陣のbatted ballは全球団の平均とほぼ同じ割合で推移しています。
まず気になる部分を取り上げますと、シーズン通して先発を務めた井収、ベテランの久保、
左の中継ぎとして台頭した田中、セットアップを務めたエレラ、クローザーの山﨑といった
チームの屋台骨となる主力投手のGB%が比較的高い数字を収めているのが特徴的です。
横浜スタジアムは狭い球場で一発の危険性が高いだけに、GBを打たせる割合の強い投手が増えている点は
非常に大きな兆しです。
逆に心配なのは二年目の飛躍を期待される石田と三浦、石田はFB%が極端に高いので運に恵まれた部分が否めず、
三浦は年齢的なものか徐々にゴロを打たせることができなくなりつつあります。