batted ball表の見方

打球項目

ＧＢ＝『ground ball』の略、ゴロを示します

ＦＢ＝『fly ball』の略、フライを示します

ＬＤ＝『line drive』の略、ライナーを示します

IFFB＝『infield fly ball』の略、内野フライを示します

犠打＝説明不要、送りバントのことを示します

ＨＲ＝皆さまご存じ『home run』の略、本塁打を示します

基本的にＨＲはフライの一部として組み入れます

打球割合項目

ＧＢ％＝ゴロ／全打球の計算式で、ゴロが占める割合を示します

ＦＢ％＝全フライ（ＦＢ＋ＩＦＦＢ＋ＨＲ）／全打球の計算式で、フライが占める割合を示します

ＬＤ％＝ライナー／全打球の計算式で、ライナーが占める割合を示します

IFFB％＝内野フライ／（フライ＋ホームラン）の計算式で、内野フライが占める割合を示します

※　犠打は対象外です。ランニング本塁打はHRではなく、打球の一つとして集計しています。

セントラルリーグ　Batted Ball
球団名	ＧＢ	ＦＢ	ＬＤ	ＩＦＦＢ	犠打	ＨＲ	ＧＢ％	ＦＢ％	ＬＤ％	ＩＦＦＢ％
広島東洋カープ	1967	1139	318	349	102	101	50.8%	41.0%	8.2%	22.0%
読売ジャイアンツ	1944	1164	297	307	85	119	50.7%	41.5%	7.8%	19.3%
横浜DeNAベイスターズ	1749	1201	370	378	86	143	45.5%	44.8%	9.6%	22.0%
阪神タイガース	1763	1078	333	358	97	100	48.5%	42.3%	9.2%	23.3%
東京ヤクルトスワローズ	1760	1315	372	403	121	147	44.0%	46.7%	9.3%	21.6%
中日ドラゴンズ	1867	1212	354	318	105	115	48.3%	42.6%	9.2%	19.3%
全球団合計	11050	7109	2044	2113	596	725	48.0%	43.2%	8.9%	21.2%

GB％順

　2016年セ・リーグのチーム別batted ballは上記の通りとなりました。
面白いことにGB％の高いチーム順がチーム防御率でも上位に来ていることが分かります。
しかし、西武のエースだった岸がFAで東北楽天に移籍が決定し、戦力ダウンとなりそうです。
広島はGB％が1位を記録し、被本塁打数も少なく、更にGBを捌く優秀な内野陣がバックにおり、優秀な成績となりました。
逆にヤクルトはFB％が唯一の45％でありながら被本塁打数がダントツに多く、肝心の球威に欠ける投手らが集まっており、
これでは炎上するのも頷ける結果となりました。