プロ野球の守備記録やbatted ballなど中々個人では集計しにくい珍しいデータを取り扱うサイトです

batted ball表の見方

打球項目

GB=『ground ball』の略、ゴロを示します

FB=『fly ball』の略、フライを示します

LD=『line drive』の略、ライナーを示します

IFFB=『infield fly ball』の略、内野フライを示します

犠打=説明不要、送りバントのことを示します

HR=皆さまご存じ『home run』の略、本塁打を示します

基本的にHRはフライの一部として組み入れます

注意事項=ランニング本塁打は別の打球として判定しています

打球割合項目

GB%=ゴロ/全打球の計算式で、ゴロが占める割合を示します

FB%=全フライ(FB+IFFB+HR)/全打球の計算式で、フライが占める割合を示します

LD%=ライナー/全打球の計算式で、ライナーが占める割合を示します

IFFB%=内野フライ/(フライ+ホームラン)の計算式で、内野フライが占める割合を示します

※ 犠打は対象外です。ランニング本塁打はHRではなく、打球の一つとして集計しています。

パシフィックリーグ Batted Ball
球団名 GB FB LD IFFB 犠打 HR GB% FB% LD% IFFB%
北海道日本ハムファイターズ 1859 1185 325 271 113 89 49.9% 41.4% 8.7% 17.5%
福岡ソフトバンクホークス 1690 1164 324 305 121 125 46.8% 44.2% 9.0% 19.1%
千葉ロッテマリーンズ 1917 1321 359 352 137 104 47.3% 43.8% 8.9% 19.8%
埼玉西武ライオンズ 1839 1244 358 319 138 77 47.9% 42.7% 9.3% 19.5%
東北楽天ゴールデンイーグルス 1849 1239 381 322 129 106 47.4% 42.8% 9.8% 19.3%
オリックスバファローズ 1860 1243 389 292 131 113 47.7% 42.3% 10.0% 17.7%
全球団合計 11014 7396 2136 1861 769 614 47.8% 42.9% 9.3% 18.9%

奪三振+GB%+少被本塁打数=優秀投手陣?


 2016年パ・リーグのチーム別batted ballは上記の通りとなりました。
防御率が最も優秀だったのは日本ハム投手陣ですが、広島と同じくGB%が高い上に被本塁打数も抑えられており、
更に奪三振数もソフトバンク投手陣に続いて2位に位置付けており、優秀な成績に結びつけることができました。
2位のソフトバンクはGB%こそ最下位ですが、奪三振数が2位の日本ハム投手陣にすら100以上の差をつけており、
確実にアウトを奪える手段を有していること、外野陣の守備範囲が広いことも相まって高い順位に結びつきました。
面白いのが千葉ロッテ投手陣、内容を見る限りはそこまで優秀というわけではなく、守備力に相当助けられた感があります。